カンブリア宮殿で「エーデルワイス」創業者の比屋根毅さんが出演しました。
洋菓子だけで60年間経営をしてきた比屋根さん。
現在では8ブランドを展開し、経営も安定していますが、
開店直後はまったく客が集まらず、閉店を考えたこともありました。
15歳の時に単身で石垣島を飛び出した彼の、壮絶なドラマとは。
第一印象
司会者の村上龍さんが、比屋根龍さんの印象を語っています。
比屋根さんの行動は「一途」ということに集約されると言えます。
洋菓子との出会い
本を読んで世界各国を見て回りたいと思っていた比屋根さん。
15歳の時に石垣島を出て、那覇市へ飛び出しました。
17歳の時には夜間学校へ通うために洋菓子店でアルバイトをはじめ、
菓子作りの技術を磨いていきます。
インターネットのような情報網も無い中、
これをやる!と決めてすぐに行動をうつすところはたくましいです。
ついに自分のお店をオープンさせる
1966年に兵庫県尼崎市に洋菓子店をオープンさせました。
比屋根さんの年齢は29歳。長い道のりでした。
そう上手くはいかない
十数年の修行期間を経て開業させたお店でしたが、
お客さんが集まらずに経営は悪化。
お店を閉店させることを決意しました。
材料のストックで洋菓子を作り、近所に配ったところこれが好評。
何と翌日にはお店にお客さんが沢山押し寄せました。
当時は「洋菓子」というものに馴染みがなかったのでしょうか。
食べて美味しい!と感じ、そのリピーター達のおかげで、
現在の「エーデルワイス」があると言っても過言ではありません。
尼崎をスイーツの街に
最近、兵庫はスイーツの街と言われるようになってきました。
エーデルワイスは「SuperSweets in Amagasaki」というイベントを開催したり、
スイーツ産業で街を活性化させようと頑張っています。
ひとりの青年が思い描いた夢が、街を元気にさせる原動力となる。
エーデルワイスのケーキ、ぜひ一度食べてみたいですね。