未来シアターに、SoupStockTokyoを創設した遠山正道さんが出演。
スープ専門店という新ジャンルを切り開いた遠山さん。
1999年にお台場ヴィーナスフォート店を開店させたのを皮切りに、
国内で約60店舗が展開されています。
多くの女性に支持されるSoupStock東京。
スープに対するこだわり、そして新しい挑戦とは?
スープストック東京が出来るまで
遠山正道さんは社内ベンチャーで「株式会社スマイルズ」を立ち上げ。
当時、遠山さんは三菱商事に務めていましたが、
サラリーマンから脱却したいという強い思いがあったようです。
社内ベンチャーで企画を模索していたところ、
ケンタッキーフライドチキンと接点ができたとのこと。
そこでケンタッキーの社長に「スープ」の企画を提案したことがきっかけになりました。
「まずは行動を起こす!」、この重要性をひしひしと感じます。
強いこだわり
このお店に来てもらえればコンセプトを理解してもらえる!
そのくらい「スープ」の企画にこだわりががあったようです。
駅前や商業施設じゃなくて、恵比寿公園の横の緑があるような場所とか、
いわゆるカフェみたいな場所に出したいという思いが、最初はあったんです。
材を受け入れる雑誌の種類にまでこだわっていたと思う
引用元:http://kikaku-keiei.com/interview002-2.html
自分で企画したベンチャーということもあり。
コンセプトを大事にしていきたい様子が伺えます。
成功のカギ
商業施設での出店は避けたいとのこだわりがあったものの、
最初のお店がコケると事業継続が難しくなってしまうこともあり、
1店舗は集客しやすい「お台場ヴィーナスフォート」に出店。
遠山さんは閑静な場所に出店出したかっただけにモヤモヤ。
しかしこの店舗では見事売上を伸ばすことが出来ました。
このことがきっかけで、
「出店場所へのこだわり」を捨てることが出来たとのこと。
事業を継続していく以上、売上はついてまわってくるわけで、
自身の「こだわり」を別の視点にずらすことで、
自分らしさを保つことが成功のカギと言えそうです。
スープストック東京の挑戦
2014年1月2日、シンガポールにスープストック東京が出店。
出店場所はGoogleや金融機関も入る最も新しいビルへの出店で、
日本で初出店したヴィーナスフォート店と似たような戦略のようです。
大きいビルということもあり、
既に多くのシンガポールの方が味わい、好評価を得ているのだそう。
日本のスープをベースに若干アレンジを加えているとのことですが、
日本発祥の味が海外でも味わえるのは嬉しいですね。
これからのスープストック東京、更なる飛躍に期待です。